インプラントはどのくらい長持ちするのか

「第二の永久歯」と言われるほど高い評価を得ているインプラントですが、その耐用年数はどの程度なのでしょう。
1965年にスウェーデンのブローネマルク教授から
世界初でのインプラント治療を受けたヨスタ・ラーソンさんは、
2006年に76歳で亡くなるまでインプラントの歯を使用し続けました。

 

この歴史的事実から「インプラントの耐用年数は40年を超える」と考えられますが、
わが国ではインプラントの歴史はまだ30年程度しかなく、
豊富なデータに基づく耐用年数の定説がないのが現状です。

 

しかしインプラントを構成している3つのパーツごとには、使用素材をもとに、次のように耐用年数を推測できます。
まず「フィクスチャー」は使用素材が純チタンでもチタン合金でも、
問題なく40年以上使える耐用年数があります。
歳とともにフィクスチャーを埋入した骨に異常が起こることはあり得ますが、
定期的なメンテナンスで対処できます。

 

次に「アバットメント」は一般的にチタン製のものが使用されます。
耐用年数は人によって1年ほどで割れたり折れたりする場合もあれば、
10年以上問題のない場合もあります。
原因は噛み合わせにあることが多いので、
歯科医院で噛み合わせを調整することとアバットメントを交換することで対処できます。
また「上部構造」は素材にメタルボンドやセラミックが使用されますが、
2〜10年で欠けたり割れたりすることがあります。
しかし被せ物の上部構造は、作り直すことで対処できます。

 

こうしたことからインプラントの耐用年数40年というのは、
メンテナンスと適切な対処さえ行えば、
決していいかげんな数字ということではなさそうです。

 

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