そもそもインプラントとは

インプラントという言葉から多くの人が最初にイメージするのは、
「セラミックやチタンなどで作製された差し歯」ではないでしょうか。
確かに一般的にはセラミックやチタンなどで作製した人工の歯のことをインプラントと呼んでいますが、
正しくは「歯を失った部位の顎の骨に埋入する
チタンかチタン合金製のフィクスチャー(歯根部)」がインプラントです。

 

多くの人からこれがインプラントだと思われている「目に見えるセラミック製の白い部分」は、
上部構造や人工歯と呼ばれています。
しかし一般的には人工の歯全体
(フィクスチャーと上部構造の他に、2つを接続する「アバットメント」と呼ぶパーツもある)
のこともフィクスチャーのことも「インプラント」と呼ばれていますので、決して誤りということではありません。

 

本来インプラント(implant)とは失ったり不足したりした身体上の機能や組織を改善・回復させるために、
人工的に作製された体内に埋め込む機能や組織の代替物の総称です。
医療分野で使用されるペースメーカー・心臓弁・骨接合材料などの他に、
美容整形の豊胸手術で使用されるシリコンなどもインプラントと呼ばれています。

 

インプラントは紀元前から使われていたようで、
紀元前約5世紀ごろのトルコの古墳から「石製インプラント」が発見されています。
また紀元2世紀から3世紀ごろの古代ローマ時代には「鉄製インプラント」、
紀元7世紀ごろのマヤ文明の遺跡からは「貝製インプラント」が発見されています。
非常に古い歴史をもつインプラントですが、
近代的なインプラントの登場は、1913年にアメリカのグリーンフィールドが開発した
「円筒型インプラント」に始まるとするのが定説になっているようです。

 

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